パフカルとは

サントリーが開発した新素材です。
植物の育成には、水と空気のバランスがとても重要です。サントリーが新たに開発した「パフカル」は、一般の保水スポンジとは異なり、高さがあっても上
部から下部までほぼ均一に水分と空気のバランスを保持し続けられるのが大きな特長です。また、季節やイベント、お店のリニューアルなどにあわせ簡単に
植物の種類を変えられます。

[パフカル]

保水能力は、下から上までほぼ均一です。

[一般の保水スポンジ]

保水能力は、ある高さで急激に減少します

清潔

成形されているため、土のようにボロボロと崩れません。

軽量

重量は水を含んだ状態で土の「半分」です。

生育

通気性を確保し、根に酸素を供給することで花も葉も元気に大きく育ちます。

簡単

パフカル苗は入れ替え可能。季節ごとのデザイン変更やお手入れも簡単です。

• サントリーの研究開発(ミドリエの紹介)はこちら

こうしてパフカルは誕生しました

植物生育には光、水、肥料以外に、実は空気も大変重要です。特に、都市緑化や家庭のプランターなど容器栽培ではなお
さらです。そこで、根にたっぷり、長期間空気を与える、土に代わる新基材の開発を開始しました。素材には、気泡が多く、
弾力性に富み、安全かつクリーンなスポンジを選びました。しかし一般のスポンジは水をはじいて生育に最適な水分率に
ならず、「空気を残しながら吸水できる」スポンジ開発に大変苦労しました。何千という試作を経たある日、土と同等以上
の生育のスポンジ苗を目にした時は感無量でした。

トヨタサントリーミドリエ 開発担当 橋本 昌樹